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18金とは?K18・18Kとの違いや特徴をわかりやすく解説

「18金(K18)」という言葉、ジュエリーショップや買取店の看板で一度は見かけたことがありますよね。でも、いざ自分の手元にあるアクセサリーを見たとき、「K18」と書いてあったり「18K」と書いてあったりして、「これって同じもの?」「もしかして偽物?」と不安になったことはありませんか?

実は、18金は世界中のハイジュエリーで最も愛されている「黄金のバランス」を持つ素材です。しかし、その表記の違いや刻印の意味を正しく理解していないと、価値を見誤ったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりする可能性もあります。

特に、金相場が歴史的な高騰を見せている2026年現在、18金の知識はあなたの大切な資産を守る「盾」にもなります。本記事では、18金の基礎知識から、プロが教える「18K」の見抜き方、間違いやすいメッキ表記の正体まで徹底的に解説します。この記事を読み終える頃には、お手持ちのジュエリーの価値を正しく判断できるようになっているはずです。

18金とは?初心者でもわかる基礎知識

ジュエリーの世界で最も頻繁に耳にする「18金」という言葉。正確な意味を知っている方は意外と少ないかもしれません。まずは、18金がどのような素材なのか、その正体を解き明かしていきましょう。

金の純度を表す「24分率」の仕組み

金の純度は、私たちが日常で使う「%(100分率)」ではなく、なぜか「24分率」という特別な単位で表されます。

  • 24金(K24): 金の含有率が100%(24/24)
  • 18金(K18): 金の含有率が75%(18/24)

つまり、18金とは「全体の75%が純金で、残りの25%に他の金属を混ぜたもの」を指します。

「なぜ100ではなく24なの?」と不思議に思うかもしれませんが、これには諸説あります。一説には、古代に重さの単位として使われていた「イナゴ豆」24個分が、当時の貨幣1つ分の重さだった名残だと言われています。

なぜ100%の「純金」にしないのか?

「金が100%の方が価値も高いし、良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、ジュエリーとして使う場合、純金には大きな弱点があります。それは「驚くほど柔らかい」ということです。

純金は人間の爪と同じくらいの硬さしかなく、指で強く押すと簡単に歪んでしまいます。そのままリングやネックレスにすると、すぐに傷がついたり、宝石が外れたりしてしまうのです。

そこで、銀や銅といった他の金属(これを割金/わりがねと呼びます)を25%混ぜることで、日常使いに耐えられる「硬さ」と「耐久性」を持たせたのが18金です。

18金が「黄金のバランス」と呼ばれる理由

18金は、ジュエリーにおいて最もバランスが取れた素材だと言われています。その理由は主に3つあります。

  1. 変色しにくい: 金の含有量が75%と高いため、何十年経っても輝きが失われにくい。
  2. 加工しやすい: 適度な硬さがあるため、繊細なデザインや宝石のセッティングが可能。
  3. 資産価値が高い: 金としての価値をしっかり保ちつつ、実用性も兼ね備えている。

2026年現在、金の相場は歴史的な上昇を続けています。18金は、美しい宝飾品であると同時に、世界中で共通の価値を持つ「持ち運べる資産」としての顔も持っているのです。

18金の種類(カラーゴールド)と成分の違い

18金と一口に言っても、実はジュエリーショップで見かける金の輝きには、いくつかのバリエーションがあります。 これは、18金に含まれる「残り25%の金属(割金)」の組み合わせを変えることで、金の耐久性を高めつつ、さまざまな色合いを引き出しているからです。

代表的な3つのカラーゴールドについて、それぞれの特徴と成分の違いを見ていきましょう。

イエローゴールド(YG):金の美しさを引き立てる定番カラー

イエローゴールドは、純金が持つ本来の黄金色を活かした、非常に華やかでリッチな色合いです。

  • 主な成分:金 75% + 銀・銅(ほぼ同量ずつ)
  • 特徴:銀と銅をバランスよく混ぜることで、18金としての強度を保ちつつ、純金に近い鮮やかな黄色味を表現しています。

変色にも比較的強く、どんな宝石とも相性が良いため、まさに一生モノのジュエリーにふさわしい王道の素材と言えます。

ピンクゴールド(PG):優しく肌になじむ高硬度の素材

割金の中で銅の比率を増やすことで、赤みのある優しいピンク色を引き出しているのがピンクゴールドです。この日本人の肌色に近いピンクの色合いが、手元を浮かさず自然に美しく見せてくれる理由です。

  • 主な成分:金 75% + 銅(多め) + 銀(少なめ)
  • 知っておきたいポイント:実はカラーゴールドの中で最も硬いのがこのピンクゴールド。銅は非常に硬い金属なので、サイズ直しなどの加工が難しい場合があることは、プロも注目する特徴の一つです。

ホワイトゴールド(WG):凛とした銀白色の輝き

プラチナのようなクールで知的な輝きが特徴のホワイトゴールド。銀色の金属であるパラジウムを混ぜることで、金特有の黄色味を抑えた白銀色に仕上げています。

  • 主な成分:金 75% + パラジウム + 銀
  • メンテナンス:表面にロジウムという金属でコーティングを施して白さを強調しているものが多いため、長年愛用してコーティングが薄れてきた場合は、再コーティングをすることで元の輝きを取り戻せます。

色が変わっても18金としての価値は同じ

ここでよく「ピンクゴールドよりも、イエローゴールドの方が金としての価値が高いんですか?」というご質問をいただきます。

結論から言うと、どの色であっても18金であれば、金としての価値は全く同じです。 なぜなら、どの色も共通して全体の75%は純金が含まれているからです。2026年現在の高い金相場において、色が何色であっても、18金であればその重さに応じた確かな資産価値があります。

18金・K18・K18・750は何が違うの?

手元のジュエリーをじっくり見てみると、K18と刻印されているものもあれば、18Kと打たれているものもあります。これらはすべて18金を指す言葉ですが、実は刻印の場所や意味には、知っておくべき背景が隠されています。

日本国内で最も一般的な「K18」

日本のジュエリーブランドや貴金属店で販売されているものの多くは、K18という刻印が打たれています。これは「まえK」とも呼ばれ、数字の前にK(カラット)が来るスタイルです。

日本の造幣局が貴金属の純度を証明する「ホールマーク(検定印)」と一緒に打たれる場合も、多くはこのK18という表記が使われます。そのため、国内で手に入れたK18刻印の製品は、非常に信頼性が高いものとして広く認識されています。

海外製品に多い「18K」

一方で、数字の後にKが来る18Kという表記は「あとK」と呼ばれます。これは主に、海外(特にアジア圏やイタリアなど)で製造されたジュエリーに見られるスタイルです。

ハワイアンジュエリーや、香港・台湾などで購入した資産性の高いバングルなどにも、このあとKの刻印が多く見られます。あとKだからといって、それだけで偽物というわけでは決してありません。

あとKが慎重に扱われる理由

ただ、古い時代の海外製あとK製品については、買取店などの現場で少し慎重にチェックされることがあります。

かつての一部海外製品において、18Kと刻印されていながら、実際の金の純度が75%に満たない(14金や10金程度しかなかった)という事例が稀に見られたためです。これを業界では「K不足(金不足)」と呼ぶことがあります。

もちろん、現代の信頼できる海外ブランドであれば心配はほとんどありませんが、古いあとK製品を売却する際には、正確な純度を測るために比重計などの精密な検査が行われるのが一般的です。

世界基準の表記「750」

最近では、K18や18K以外に「750」という3桁の数字が刻印されていることも増えてきました。これは、金の純度を1000分率で表したものです。

18金は全体の75%が金ですので、1000分の750という意味で750と刻印されます。主にカルティエやティファニーといった世界的なハイジュエラーの製品によく見られる表記で、これもしっかりとした18金であることを証明しています。

「18K」の後につく謎のアルファベット

ジュエリーの刻印をよく見てみると、K18や18Kという文字のすぐ後ろに、数文字のアルファベットが添えられていることがあります。実はこのアルファベットこそが、そのジュエリーが「中まで金」なのか、それとも「表面だけ金」なのかを判別する重要な鍵を握っています。

価値が大きく変わる「GP」と「GF」

最もよく見かけるのが、18KGPや18KGFといった表記です。これらは、ベースとなる別の金属(真鍮など)の上に、薄く金を貼り付けたものという意味です。

  • GP(Gold Plated): 金メッキを指します。電気分解によって、ベースとなる金属の表面に非常に薄い金の膜を張ったものです。
  • GF(Gold Filled): 金張りを指します。メッキよりもずっと厚い金の層を熱と圧力で圧着させたものです。

これらはあくまで「表面の装飾」として金が使われているため、中まで18金でできている製品に比べると、資産としての価値はほとんど期待できません。

他にもある!注意したいメッキ表記

GPやGF以外にも、素材の性質を表すアルファベットはいくつか存在します。

  • HGE(Hard Gold Electroplated): 厚手の金メッキ
  • RGP(Rolled Gold Plate): 金張り(GFと似た意味合い)
  • PP(Platinum Plated): プラチナメッキ

これらが刻印されている場合、見た目は美しい金色や銀色をしていても、貴金属としての価値ではなく「ファッションアイテム(アクセサリー)」としての価値がメインとなります。

アルファベットがない=本物とは限らない

ここで気をつけたいのが、GPやGFといった表記がないからといって、必ずしも中まで18金であるとは限らないという点です。

一部の海外製品や模造品の中には、実際にはメッキであるにもかかわらず、あえて18Kという刻印だけを打っている不適切なケースも存在します。そのため、刻印の文字だけでなく、色味や重さといった他の要素も組み合わせて判断することが大切です。

2026年現在は、金そのものの価格が非常に高くなっています。「18Kと書いてあるから高価なはずだ」と過信せず、後ろに小さな文字が隠れていないか、ルーペなどでじっくり観察してみることをおすすめします。


「18K」の見抜き方とプロの鑑定方法

手元にある「18K」と刻印されたジュエリー。これまで解説した通り、刻印だけでは判断しきれないケースもあります。では、プロの鑑定士は一体どこを見て「本物の18金」と判断しているのでしょうか。自宅でできるセルフチェックと、専門機関で行われる精密検査の2つの視点から解説します。

自宅でできる3つのセルフチェック

まずは、特別な道具がなくても試せる基本的な確認方法です。これだけで確定はできませんが、大きなヒントになります。

  • 磁石に近づけてみる: 金は磁石に反応しない「非磁性」の金属です。もし磁石を近づけてピタッとくっつくようなら、中身は鉄やニッケルなどのベースメタルにメッキを施したものと考えられます。(※ただし、留め具の中のバネなど、一部のパーツに磁石が反応することもあるため注意が必要です)
  • 重さを感じる: 金は非常に比重が重い(密度が高い)金属です。真鍮や鉄でできたメッキ品と18金を同じ大きさで比べると、18金の方が明らかに「ずっしり」とした重みがあります。
  • 色味と摩耗を観察する:18金は中まで同じ色ですが、メッキ品は長年の使用で表面が削れ、下の銀色や茶色の金属が見えてくることがあります。角の部分や、肌とよく擦れる部分の色が変わっていないか確認してみてください。

プロが行う検査1「比重検査」

買取店などのプロが最も信頼を置く方法の一つが、比重計を使った検査です。

比重とは、ある物質の密度が水の何倍かを示す数値のこと。純金は約19.3、18金は約15.1〜16.0(割金の種類により変動)という固有の数値を持っています。製品を水に沈めてその浮力を測定することで、外見を傷つけることなく、その中身が本当に75%の金で満たされているかを非常に高い精度で判別できるのです。

プロが行う検査2「試金石」

古くから伝わる「試金石(しきんせき)」という黒い石を使った方法もあります。石の表面にジュエリーを軽くこすりつけて付着した「金の筋」に、特定の酸をかけて反応を見る方法です。

少しだけ製品を削ることになるため、現代では最終手段として使われることが多いですが、熟練の鑑定士はこの「手応え」や「色の残り方」で、瞬時に本物かどうかを見極めることができます。

よくあるトラブルと失敗しないための注意点

金相場が歴史的な高水準にある2026年、18金を手放す際や新しく購入する際には、これまで以上に慎重な判断が求められます。ここでは、18金や18Kを巡る代表的なトラブル事例と、それを未然に防ぐためのポイントをご紹介します。

18K(あとK)製品の「買取拒否」や「安値提示」

古い海外製の18K製品を査定に出した際、お店によっては「純度が不安定だから」という理由で、実際の重さよりも低い純度(14金相当など)で計算されたり、最悪の場合は買取を断られたりすることがあります。

これを防ぐためには、比重計やX線分析機といった「正確な検査設備」を完備している専門店を選ぶことが重要です。設備が整っているお店であれば、あとK製品であってもその場で正確な純度を証明し、適切な価格で買い取ってもらうことが可能です。

メッキ製品を18金と誤認して購入してしまう

個人間取引アプリやフリマサイトなどで、「18K」という説明だけで出品されている安価なアクセサリーには注意が必要です。

「18K」とだけ書かれていても、実際には届いた商品の裏側をよく見ると小さく「GP」や「GF」と刻印されているケースは少なくありません。購入前に必ず「刻印のアップ写真」を確認し、メッキ表記がないか、出品者が金の性質を正しく理解しているかを見極めることが大切です。

刻印があるから「絶対本物」という思い込み

残念ながら、真鍮やタングステンといった別の金属に、精巧な「K18」や「750」の偽刻印を打った模造品も流通しています。

特にタングステンは金と比重(重さ)が非常に近いため、手にした時のずっしりとした感覚だけではプロでも騙されることがあります。高価な買い物をする際は、刻印の有無だけでなく、信頼できる販売元であるか、保証書(ギャランティカード)があるかといった「出所」の確認を忘れないようにしましょう。

買取査定時の手数料トラブル

18金を売却する際、提示された金額から「手数料」や「目減り分」として、事前の説明なく多額の金額を差し引かれるトラブルも報告されています。

現在の金相場では、1gあたりの価格が非常に高いため、わずかな手数料の差が大きな金額の差に繋がります。「当日の金相場を公開しているか」「査定の内訳を丁寧に説明してくれるか」という点は、誠実な業者を見分けるための大きなポイントです。

まとめ

2026年現在、金相場は歴史的な高騰を続けており、手元にある18金の価値はかつてないほど高まっています。もし「これって本物かな?」と迷うジュエリーが引き出しの奥に眠っているなら、一度刻印をじっくりチェックしてみてください。

自分自身の知識で本物の価値を見抜けるようになることは、あなたの大切な財産を守ることにも繋がります。この記事が、あなたのジュエリーライフをより豊かで安心なものにする一助となれば幸いです。