
「昔買った18金のネックレス、今売ったらいくらくらいになるんだろう?」「金が高いってニュースで見るけれど、私のネックレスも価値があるのかな?」
引き出しに眠っている18金のネックレスを見て、そんな風に思われたことはありませんか?実は今、金の買取価格はこれまでにないほどの盛り上がりを見せています。
しかし、いざ売ろうと思っても「18金って純金と何が違うの?」「どこのお店で売るのが正解?」など、疑問は尽きないものです。
この記事では、18金ネックレスの買取相場が決まる仕組みから、最新の価格目安、さらには1円でも高く売るためのコツまでを、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。読み終わる頃には、あなたがお持ちのネックレスの「本当の価値」を見極めるヒントが見つかっているはずです。
金の純度と買取相場の関係性
まず、18金ネックレスの「18金」とは何を意味しているのでしょうか。
それは、含まれている金の割合を表しています。
純金はとても柔らかくデリケートな素材です。そこで強度を上げるため75%の金と25%の他の金属を混ぜたもの、それが18金になります。
では、この「75%」という数字が、実際の買取相場にどう影響するのでしょうか。 結論から言うと、18金の買取価格は、その日の『純金(K24)の相場』に連動して決まります。
例えば、ニュースで「今日の金相場は過去最高値を更新!」と言われているのは、一般的に純金(24金)の価格を指していますが、18金はその純金の価格をベースに、含有率である75%分を計算して算出されるのが基本です。
金相場が1gあたり 20,000円だとしたら、18金は計算上その75%の1gあたり15,000円前後が目安になるわけです。
今日の相場
今現在の純金(K24)の相場は1gあたり25,000円前後、18金の場合は1gあたり18,000円前後になります。(2026年2月現在)
これは過去と比較しても非常に高い水準であり、10年前の「金が高い」と話題になり始めたころの純金相場は約4,500円ほどの相場でした。
10年前と比較すると驚くほどの高値圏にあるため、一度査定に出して現在の価値を確認してみるのも良いかもしれません
ブランド・宝石による付加価値
18金は耐久性があるため数々のブランドが18金でアクセサリーをデザインしています。
特にティファニー、カルティエ、ブルガリ、ヴァンクリーフ&アーペル、ハリー・ウィンストンといった世界五大ジュエラーは、そのほとんどのゴールドコレクションで18金を採用しています。例えば、カルティエの「LOVEネックレス」やティファニーの「オープンハート」などです。
これらのブランド品の場合、査定の仕組みが少し変わります。通常のネックレスが「重さ × 相場」で決まるのに対し、ブランド品は「中古市場でいくらで売れるか」という製品価値が優先されるケースがあるのです。
状態が良く、現在も人気のモデルであれば、金としての価値を大幅に上回るプレミアム価格がつくことも珍しくありません。
ただし、ブランドとしての「製品価値」を最大限に引き出すためには、購入時の付属品が欠かせません。カルティエやティファニーなどのブランド品は、箱やギャランティカードが揃っていることで、再販時の信頼性が高まり、結果として査定額のアップに繋がる可能性があるからです。
さらに、18金は宝石を固定する「爪」としても非常に優秀で、ダイヤモンドやルビーなどの輝きを引き立てつつ、しっかりと石を保持します。なので長年、最高級のジュエリー制作において様々な宝石とセットでデザインされてきました。
この「貴金属 + 宝石 + ブランド」の三位一体が揃ったとき、ネックレスの価値は単なる資産の枠を超えて、芸術品としての評価へと繋がっていくのです。

18金ネックレスと24金ネックレスの比較
結論としては、純粋な売却価格だけを見れば、24金ネックレスが高いことが多いです。
復習になりますが、18金と24金は金の内容量(含有量)が違うからです。
ですが、ジュエリーとしての「実用性」まで含めて比較すると18金ネックレスに軍配が上がるでしょう。
アクセサリーに適した強度を備えているのに加えて、18金は残りの25%の混ぜる金属を変えることで様々な色の18金、いわゆる「カラーゴールド」を作ることができます。
カラーゴールドの1つであるピンクゴールドは日本人の肌に馴染みやすい色味をしており、18金だからこそ楽しめる贅沢です。
つまり、毎日のおしゃれやデザインの幅広さを楽しみつつ、いざという時の資産にもなる、そんな「良いとこ取り」できるのが18金ネックレスの最大の魅力と言えるでしょう。
高価買取のコツ
高価買取のコツとしてまず挙げられるのは、「今日の相場を調べておく」ことです。
金の相場は日々変わっていきます。相場の下がっているタイミングで売ってしまうのは非常にもったいないので、日々、金の相場はチェックしておきましょう。
また金の相場は世界情勢などによって左右されます。国際ニュース(例えば円安の進行や世界経済の不安など)も確認しておくと金の相場についてより深く理解できるかもしれません。
宝石があしらわれた18金ネックレスであれば、宝石の価値も見ることが出来る買取店に見せる必要があります。
実は、買取店の中には「金の重さ」は正確に計れても、「宝石の価値」を評価する専門知識や販路を持っていない業者が少なくありません。そのようなお店を選んでしまうと、せっかくの美しい宝石が「ただの飾り」として扱われ、場合によっては、査定額にほとんど反映されないといったケースも十分に考えられるのです。
こうした「宝石の買い叩き」というリスクを回避するためには、金相場はもちろんのこと、宝石の「4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)」や希少性を熟知した鑑定士が常駐している店舗を選ぶ必要があります。さらに宝石の鑑定書などがあれば、それはプロが石の品質を保証した証明になります。そちらも鑑定士に見せることで高価買取につながる可能性が高まります。
また、もしカルティエなどのブランド品であれば、金相場だけで判断する店ではなく、ブランドの市場価値をしっかり加算してくれる「ブランド専門店」との比較も忘れずに行いましょう。その際はブランドのケースやギャランティカードも忘れずに用意しておくといいでしょう。
まとめ
ここまで、18金ネックレスの買取相場が決まる仕組みから、1円でも高く売るための具体的なテクニックまでをお伝えしてきました。
長年大切にしてきたジュエリーを手放すのですから、「納得のいく金額で売りたい」と思うのは当然のことです。2026年2月現在、金相場はかつてないほどの高騰を見せており、まさに歴史的なタイミングと言えます。
今後、相場がさらに上がるのか、あるいは下がっていくのかは、誰にも確実な予測はできません。だからこそ、「手放そうかな」とあなたが思ったその時が、一番の売り時なのかもしれませんね。もし、引き出しの中に眠っているネックレスがあるのなら、まずは一度査定に出して、現在の価値を確かめてみることから始めてみてはいかがでしょうか。その際は、この記事でご紹介した知識が、納得のいく売却のための判断材料のひとつになれば幸いです。