遺品整理の費用に全国一律の平均額はありません。目安は1R・1Kで30,000~80,000円、3LDKで170,000~500,000円ですが、遺品量や搬出条件で変わります。
本記事では、間取り別の相場と見積もりの確認点、費用負担を抑える方法を解説します。
遺品整理にかかる費用相場
間取り別の料金目安
遺品整理の料金は、間取りが広くなるほど高くなる傾向があります。ただし、間取りだけで金額が決まるわけではありません。同じ広さでも、遺品量や作業範囲、搬出条件によって見積額は変わります。
間取り別の料金相場と、作業人数・作業時間の目安は次のとおりです。
| 間取り | 料金相場 | 作業人数 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| 1R・1K | 30,000~80,000円 | 1~2名 | 1~2時間 |
| 1DK | 50,000~120,000円 | 2~3名 | 2~4時間 |
| 1LDK | 70,000~200,000円 | 2~4名 | 2~6時間 |
| 2DK | 90,000~250,000円 | 2~5名 | 2~6時間 |
| 2LDK | 120,000~300,000円 | 3~6名 | 3~8時間 |
| 3DK | 150,000~400,000円 | 3~7名 | 4~10時間 |
| 3LDK | 170,000~500,000円 | 4~8名 | 5~12時間 |
| 4LDK以上 | 220,000~600,000円 | 4~10名 | 6~15時間 |
表の金額は、遺品整理事業者の掲載料金と利用者の支払額を基に算出された目安です。
集計基準日は2024年2月12日であり、特殊清掃が必要な場合や室内の物量が多い場合は、別の料金になることがあります。
「1LDKだから200,000円以内」と決めつけず、現地の状況を確認した見積もりで総額を確認してください。
遺品整理の費用が変わる要因
遺品整理の料金は、作業に必要な人員、時間、車両、処分量などを基に決まります。見積もりを依頼する前に、物件の状況を整理しておくと、事業者にも条件を伝えやすくなります。
| 変動要因 | 料金に影響する理由 |
|---|---|
| 遺品の量 | 仕分け、搬出、処分に必要な人員や車両が変わる |
| 大型家具・家電の有無 | 搬出人数や処分方法が変わる場合がある |
| 階段・エレベーター | 階段での搬出は作業時間が長くなることがある |
| 駐車場所 | 建物と車両の距離が長いと運搬作業が増える |
| 作業範囲 | 清掃、供養、特殊清掃などを依頼すると別料金になる場合がある |
| 作業日程 | 急ぎの依頼や作業日数によって料金体系が異なることがある |
正確な金額を知るには、電話や写真だけの概算ではなく、現地の遺品量と搬出経路を確認した見積もりが適しています。料金に含まれる作業と別料金になる作業を、見積書上で分けてもらいましょう。
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遺品整理の費用負担を抑える方法
残す品と処分する品を事前に分ける
事業者へ依頼する作業量を減らせる場合は、料金負担の軽減につながることがあります。
無理のない範囲で、残す品、形見分けする品、査定を検討する品、処分する品に分けておきましょう。
特に、次のものは早い段階で分けて保管します。
- 現金、預貯金通帳、印鑑
- 遺言書、保険証券、契約書
- 不動産や有価証券に関する書類
- 鍵、スマートフォン、パソコン
- 写真、手紙、形見として残す品
- 査定を依頼する予定の品
処分しない品は別室へ移すか、箱や付箋で明確に表示します。誤って搬出されるトラブルを避けるため、作業開始前に担当者と残す品を確認してください。
家庭ごみとして処分できるものは、自治体の分別方法や収集日を確認して排出します。大型ごみや家電などは通常の収集に出せない場合があるため、自治体の案内に従ってください。
複数社の見積書を同じ条件で比較する
見積もりは複数の事業者へ依頼し、同じ作業範囲で比較します。提示された総額だけでなく、料金に含まれる内容を確認することが大切です。
| 確認項目 | 見積書で確認する内容 |
|---|---|
| 作業範囲 | 仕分け、搬出、清掃、処分のどこまで含むか |
| 料金の内訳 | 人件費、車両費、処分費、オプション費用 |
| 追加料金 | 物量増加や作業延長など、追加料金が生じる条件 |
| キャンセル条件 | キャンセル料が発生する時期と金額 |
| 処分方法 | 廃棄物の収集・運搬をどの事業者が行うか |
| 支払条件 | 支払時期と支払方法 |
家庭から出た廃棄物を収集・運搬するには、市区町村からの委託または一般廃棄物処理業の許可が必要です。見積もり時には、廃棄物を誰がどのように処理するのかも確認しましょう。
国民生活センターは、複数社から見積もりを取り、作業内容、追加料金、キャンセル料などを事前に確認するよう案内しています。安い見積額だけで決めず、必要な作業が含まれているかを比べてください。
見積もりの詳しい見方や、整理費用と買取を分けて考える方法は、遺品整理の費用・料金相場は?見積りと買取で解説しています。
買取できる品は処分費用と分けて考える
遺品整理中に見つかった品のなかには、買取店で査定できるものがあります。処分品として搬出を依頼する前に、売却する品と処分する品を分けておくと、処分量を減らせる場合があります。
買取が成立した場合は、売却代金を遺品整理の費用に充てることも可能です。ただし、査定額は品物の種類、状態、付属品、市場状況などで変わります。売却代金だけで整理費用をまかなえるとは限りません。
遺品整理事業者の処分サービスと、買取店の査定・買取は役割が異なります。見積書では、遺品整理の作業料金と買取金額を分けて確認しましょう。
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遺品整理中に見つかった品の査定はモノ・ループへ
幅広い品目をまとめて査定できます
モノ・ループでは、遺品整理中に見つかった品を種類ごとに確認し、査定・買取を行っています。
主な査定対象は次のとおりです。
- 金・ゴールド
- ジュエリー・宝石
- 時計
- 骨董
- カメラ
- 楽器
- 着物
- レコード
箱や保証書、鑑定書、取扱説明書などの付属品がある場合は、品物と分けずに保管してください。
品名や用途が分からないものも、見た目だけで処分せず、査定対象になるか事前に確認できます。
査定結果を確認してから品ごとに判断できます
遺品整理では、残す品と売却する品を一度に決められないこともあります。モノ・ループでは、査定額や確認内容を見たうえで、品物ごとに売却するかどうかを決められます。
査定前には、次のように分けておくと確認が進めやすくなります。
- 形見として残す品
- 家族で相談する品
- 査定を希望する品
- 処分を検討している品
査定内容に疑問がある場合は、その場でご質問ください。店舗まで持ち込める点数であれば店舗買取も利用できるため、品数や移動手段に合わせてお選びいただけます。
品数が多い場合は出張買取をご利用いただけます
査定を希望する品が多い場合や、時計、骨董、カメラ、楽器などを店舗まで運ぶことが難しい場合は、出張買取をご利用いただけます。
出張買取では、次の流れで査定を行います。
- 訪問日時と査定を希望する品を事前に確認
- スタッフが指定の住所へ訪問
- その場で品物を査定
- 査定額を確認して売却する品を決定
- 買取成立後に代金をお支払い
出張料・査定料はかかりません。遺品整理中に複数の査定希望品が見つかった場合は、問い合せフォームからお問い合わせください。
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まとめ
遺品整理の費用は、間取りだけでなく遺品量や搬出条件、追加作業の有無で変わります。複数社の見積書を比べ、作業範囲・追加料金・処分方法を確認しましょう。詳しい見積もりの見方と買取の組み合わせは、遺品整理の費用・料金相場は?見積りと買取で確認できます。